椅子展2021

『水平面+αnswer』


2021年度東京芸術大学建築科
1年生椅子課題成果展

水平面+α / 水平面から“椅子”を考える


例えば、自分の部屋でもいいが、そこに置かれている椅子やテーブル、

収納家具、ベッドなどを、アイテムとしての記号をいったん取り払って眺めていると、

それらは異なる高さに浮かんだ「水平面」として捉えることも出来るだろう。

極端にいえば、その間を行ったり来たりしながら我々は暮らしているのである。


そうした視点においては、椅子は「小さな水平面」としても認識できる。

とはいえ、身体との関係を考えると水平面のみでは成り立たない。

常に揺れ動く人間の身体を受け止めるためには「+α」の要素が必要である。

そのひとつが背もたれであり、

背もたれが付くことによって水平面の形式も変化していく。


ここでは「水平面+α」の融合した形式を「椅子」と考え、そのデザインと制作を行う。



リアル椅子展のご案内

無事 終了いたしました。お越しいただいた皆様、ありがとうございます。


日時 2022年2月15日-23日  (8:00-20:00)

場所 HAGISO


また、東京藝術大学美術学部建築科公式ホームページにも椅子展のご案内を掲載しております。

そちらも併せてご利用ください。